財団ニュース

2006年(平成18年)

2006年8月11日号

科学わくわくプロジェクト「サイエンスレクチャー」を開催しました(8/8)

 「サイエンスレクチャー」は、マツダ財団と広島大学が連携して青少年の健全育成と科学技術の振興を目指して実施している「科学わくわくプロジェクト」の事業の一つです。大学の教授が最新の科学や技術を、工夫された映像や説明機材などを使って分りやすく紹介し、中学生に対して科学する心を育てる動機づけを目指しています。

 今年度は8月8日、広島大学東千田町キャンパスにおいて中学生104名を対象に、「クリーンエネルギー水素社会の実現化に向けて」とのテーマで開催しました。広島大学自然科学研究支援センターの藤井博信教授が、水素を貯蔵する材料に関する最前線の研究とクリーンなエネルギーとして注目されている水素の利用がエネルギー・環境問題に果たす意味や役割を紹介しました。

 参加した中学生達は講義に引き続き、水素貯蔵に関する実験をはじめ、マツダ(株)技術研究所の所員から水素ロータリーエンジンの仕組みを学んだり水素自動車に試乗するなど(協力;マツダ株式会社)、科学の最前線を体感しました。



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